初めての経験・・まだあるんだな
- aluchanyamachan
- 2019年8月10日
- 読了時間: 3分
助産師を20年以上続けてて、1000人以上の分娩介助をさせていただいてて
初めての経験をしました。
正直・・・まだまだなんだな・・と感じました(^_^;)
まだまだ修行なんだと・・
これからもいっぱいママやベビーから教わることとがあるだろうと思っていましたが、
今回は経験値をいただきました('◇')ゞ
出産の時、普通赤ちゃんが出てきて、うぎゃーと一声!!そこでママは一安心、一仕事
終了。そのあと、臍帯を切断して、胎盤の娩出を待つ。
なのですが・・・
赤ちゃん誕生と同時に胎盤も一緒にポロっと出てきたのです。
この現象は、いわゆる常位胎盤早期剥離の時には起こる兆候の一つです。
ですが今回は分娩時に常位胎盤早期剥離の兆候は診られておらず、予測は不可能・・。
ママはとっても上手にお産をしてくれていました・・なのでなお一層予測はできず・・
赤ちゃんが胎盤と一緒に出てくるってことは、胎盤から臍帯に流れる血流は終了しており、
産道から出てきた赤ちゃんはすぐさま肺を膨らまし、肺呼吸を開始するのですが、
胎盤からの補助的援助は瞬時になくなってしまっている状態です。
生まれてきた赤ちゃんは見た目にもぐったり・・・(ノД`)・゜・。
正直・・なんでもう胎盤もでてるの?!でなに!!ぐたっりって!!!
頭の中では、新生児蘇生法の救命の流れの方をイメージしながら、初期処置で何とか
なるレベルなのか?できないと酸素を投与して・・とかなり緊張(>_<)
赤ちゃんの第一呼吸を促すために、必死で乾燥させ刺激を与えるも今一つ泣かず・・
そのため臍帯も切断できず、先生に切断していただいて、すぐさまインファントウォーマー
の上で初期処置を行います。
どうか、どうか泣いてーーーーー、と願いながら・・・ギャー、うぎゃー
おーーーーっ泣いたー、さあさあ、泣き続けて!!
さてさて酸素飽和を測定して、低値ならば酸素投与だ!!
二次性無呼吸に移行しないように!!!
頭と介助をフル回転させ・・その後は順調に安定化していきました。
体の中の酸素飽和度も問題なく・・
ふう・・よかった・・びっくりした・・何がどうだったの・・??
本当に安心しました(≧◇≦)
このことを振り返り・・常位胎盤早期剝離ならば、胎盤娩出後にある程度の出血が
あると予測できますが、出血は少なく・・
赤ちゃんの首に臍帯がたすき掛けにまかれていたため、分娩時に牽引して
胎盤も剥がれてしまったのか・・。
もしくは早期に胎盤が剥離したために同時に娩出されたか・・。
赤ちゃんの回復具合から、長期にしんどかった時間があったとは考えにくい・・
となると娩出直前に起こった出来事と考えられます。
もし、しんどかった時間が長かったら・・想像すると怖いですが
新生児蘇生法でやることは一緒です。
慌てず、正確に判断して蘇生援助をおこなっていかなくては・・。
本当に初めての経験に、振り返りの機会を与えてもらったと思います。

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